ワンランク上のFX 資料請求

そのため、流通市場で目的に合った種類のものをきわめて容易に購入することができ、またすぐに売却できます。 一方で東ヨーロッパやラテンアメリカの国々が発行する外債は、流動性に問題があります。
東ヨーロッパの国々などが発行している外債は、市場で売却しようとしても、購入する相手方が見つからないか、見つかった場合でも価格が市場の実勢価格よりも悪い条件となることが多いので、容易に売却できないのです。

そこで、期日まで外債を保有することを前提に購入する場合でも、事前に途中売却が可能かどうかを確認しておく必要があります。
外債の価格は金利動向によって変動します。 外債の利回りは長期金利の水準に連動するので、価格自体も金利の上昇.低下を受けて、下落.上昇するのです。
外貨預金は、預金期間中にその預金元本が変動することはありませんが、外債は、期日まで保有せずに途中売却する場合は、金利の動向いかんによっては元本を割ることがあるので注意が必要です。 この価格変動リスクを「金利リスク」といいます。

Aさんがクーポン(利子)6%の30年もののアメリカ国債を額面価格1万ドルで買います。 年利6%なので、Aさんは年間600ドルを受け取ることができます。
ところが金融環境が変化し長期金利の水準が高騰し、新規に発行されるアメリカ国債の利子が12%になったとします。 この新規国債の利子の年間受取り額は1万ドルに対して1200ドルです。
するとAさんが購入した利子6%の国債は、価格を半分の5000ドルにしなければ売れません。 年間利子の受取り額600ドルは5000ドルに対してようやく12%になるからです。
Bさんは、Aさんが持っている額面価格1万ドルの国債が5000ドルで買えるのなら買うでしょう。 5000ドルで年間600ドル、すなわち新規発行の国債と同じ12%の利子がつくことになるからです。
逆に、長期金利の水準が低下して、利子が3%になれば、Aさんの持っている国債は倍の価格で売ることができます。

このように債券には、途中売却すると「金利リスク」があるわけです。
言い換えれば償還日まで持っていればこの金利リスクはありません。 銀行で外貨預金をする場合、預金先銀行の安全性、信用力を調べるのは当たり前のことですが、外債投資の場合はそれ以上の注意が必要です。

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